SSイベント報告+役員会より

東京女子大学同窓会 埼玉支部の活動のあれこれと役員会からの報告をお伝えします。
交流奉仕部主催 「おしゃべり新年会」

新年会は、浦和駅前の伊勢丹7F・クローバールームで開催されました。
支部長の挨拶の後、ワインで乾杯、お食事は築地植村、デザートはISETAN DINING からのお取り寄せです。
おいしいお食事に舌鼓を打ちながらの歓談です。
食いしん坊の私としては、まず、お料理紹介。








どうです?おいしそうでしょう?
お正月で食っちゃ寝、食っちゃ寝の怠惰な生活で、一段と脂肪を付けた私は、さらに脂肪をつけることに・・・・。
まぁ、冬だから脂肪をつけるのも暖かくていいかも、と自己弁護しながらのお食事です。

お食事が終わった後は、お待ちかねのスウィーツを食べながら、みなさんの近況報告です。



ご両親の介護の話が複数の方からありました。
介護の生活から、ものの見方を学んだこと、埼玉支部で以前に介護施設の見学などをしたことが、とても役にたったことなどを話してくださいました。
また、漢詩を学んでいらっしゃる方からは、即興で五言絶句の披露がありました。



私の気持ちにぴったりで、お見事。下に紹介しますね。
 
 胃腸極元気
 足口共達者
 頭顔頻老化
 忘却日々多

近況報告が終わった後は福引タイムです。
手作りのくじをひいて、当たった方は素晴らしい商品をもらえるという趣向です。

大吉1名は、なんとバラの花束!


写真の腕が悪くて申し訳ない。
実物はこの写真の数倍美しいです!
おまけに良い香り〜。うっとり〜。
何を隠そう、実は、この花束は私がゲット!
新年早々縁起が良いです。

そのほか、中吉、末吉と続いて、こんな可愛らしいグッヅも。



役員の皆様、交流奉仕部の皆様、心づくしの準備、ありがとうございました。
おかげさまで、有意義で楽しい1日となりました。

文責 J.A

新年会のアルバム ←クリックして下さい
 
| 交流奉仕部 | 21:00 | comments(0) | - |
浅川伯教・巧兄弟資料館見学
 10月30日(火) 交流奉仕部の企画で、山梨県北杜市にある資料館を見学しました。


 ◆初参加の方、県外から参加の方、さらに黒一点のK氏、総勢14名が、早朝の新宿駅に集まりました。初参加のNさんは「支部だより」を見て参加、県外からのお二人はそれぞれ支部メンバーのお誘いで、そして、黒一点のK氏は、筆者の友人ですが、「ふみ子の海」の字幕付け作業でお世話になったことから、ソウル上映会に参加、映像記録を作るなどで協力していただくなど、今や完全に支部に溶け込んでいらっしゃいます。 居心地がよろしい、そうです。

 ◆さて、特急あずさで甲府、乗り換えて長坂には11時前に到着。 タクシーに分乗して資料館近くのキッチンオハナへ。ここで資料館館長の澤谷さんと落合い、ランチをご一緒する予定です。
 遠く八ヶ岳、甲斐駒ケ岳などを望み澄んだ空気がいっぱいの風景、あっ車中からは富士山も見えました。懐かしさを感じさせる里山風景、古民家を改造したオハナの何ともいえないぬくもりに、車中から続く一同のテンションはますます上がって、いやもう修学旅行の高校生といったところです。

※Kitchen Ohana キッチンオハナ 公式HP  http://bit.ly/T2ZhJv
 
 ◆ランチは、地元野菜をメインにマクロビオティックで作られた「おひさまプレート」を、今回企画の浅沼さんが予約しておいてくれました。素朴な味わいでいかにも健康によさそうで、美味しくいただきました。
 ちなみにオハナとは、お花ではなくて、ハワイ語で家族という意味だそうで、家族的なもてなしがとても心地よかったです。

 ◆さて、今回の最大の収穫は、なんといっても同窓の澤谷滋子さんにお会いできたことです。澤谷さんは、東女78年史学科卒、浅沼さんと同期というご縁で、ご多忙の中、1日中おつきあいいただくことになったのです。




 ◆もともとは東京の住人だった澤谷さん、ふらっとやってきたこの地が気に入って、新婚3ヶ月で分譲地を買い(月1万円弱の分割で買えた)、子供ができたので家を建て、住み着いて20年…この経緯に、まず驚かされました。

 ◆はじめは臨時のアルバイトというような資格から始まって、ついに館長に。否、現在は館長以外にも市の課長さんも兼務されていて超多忙な日々のようです。そうなったのは、澤谷さんの並々ならぬ情熱と探究心によって、次々にプロジェクトを作りだす行動力とお見受けしました。20年間に起きた数々…偶然やら幸運やらが重なって彼女の世界がどんどん広がった様子。

 ◆途中、メンバーのYさんとは、卒業が同じだったということも分かって、盛り上がりました。

 ◆食事の後は、大根畑や稲わらの掛かる田んぼの間を6、7分歩いて、資料館に向かいました。遠くの山が色づいていて、東山魁夷の絵のようでした。それもそのはず、東山魁夷が院展に入選した最初の絵が、資料館の位置から描いた山だそうで、なるほどと頷いた次第。


 ◆資料館には、浅川伯教・巧兄弟を中心とした歴史が、大きな部屋二部屋に亘って展示されていました。すべて澤谷さんが構案されたものだそうで、年代、人名など次々に説明があり、映画「道ー白磁の人」と重ねて、興味深く伺いました。
 床には1910年当時の日本地図が描かれていました。植民地の朝鮮、台湾などが同じ赤色に塗られた地図です。「教科書の地図です。当時の子供達はこういう地図を学んだんですね。」との言葉に澤谷さんの深い思いが感じられました。


 ◆最後に視聴覚室で、伯教・巧兄弟それぞれの業績を紹介したDVDを数本みせていただきました。気がつくと帰りの列車の時刻が迫っていました。タクシーを呼んでもらってあたふたと駅に向かいました。澤谷さんと懇談できず、後ろ髪を引かれる思いでした。

 ◆いずれゆっくりお話合いの機会を持ちたいというのが、メンバーみんなの感想で、では来年の旅行はこちらにしましょう、と気の早いツアコンさんの提案がありました。実現するといいですね。
澤谷さんと語り合うことは、必ずや私たちを感動させてくれるでしょう。
 
| 交流奉仕部 | 21:22 | comments(2) | trackbacks(0) |
2012年園遊会の報告
 〜卒業以来初めて、4/29園遊会に参加しました

       交流奉仕部 小河
                


 前日寝ながら、明日はどのような恰好で行ったものか考えはじめ、やはり準盛装をしていくようなものか、いつものパンツにスニーカーでもよいのか・・・悩みました。

結論として、やはり名称からいっても、準盛装で行くことにしました。埼玉支部の皆様にいつもと違う装いと、驚かれてしまいました。

  

 大学は新しい建物が多く、しかも何故か袴姿の若い学生(実は去年の卒業生)が大勢おり、写真を撮り合っていました。去年卒業式ができなかったために、大学側が配慮したとのことでした。

 おどおどしながら、10時に25号館にたどり着くと、すでに埼玉支部のメンバーが準備にとりかかっていました。「埼玉 福祉の店」のオレンジの幟は、目立ちます。




長野お菓子教室の手作りのクッキー、手芸の会のアクセサリーやお人形、刺し子のふきん、エプロンその他沢山出品されていました。素敵なペーパークラフト、それに加えて、ケヤキベーカリー(けやきの郷)からのお菓子販売等長テーブル4個では、足りないくらいの品数でした。

  

  

 埼玉支部の方もたくさん顔を出してくださいました。またいつも楽しみに立ち寄ってくれる方々もいて、なかなかの盛況ぶりでした。

 
 隣のグループの机でも、お菓子やアクセサリーがたくさん並び、これで売り切れるのかしらと、ちょっと不安になりましたが、心配無用で後日の報告では、手芸の会7万円、お菓子の会2万円、ペーパークラフト9千円、総売上額9万9千円だそうで、皆様の努力の結晶により、沢山売上げがありました。

 ケヤキベーカリーは1個140円のお菓子が166個完売でした。私は園遊会の先輩のKさんとお昼時間に食堂にいき、販売にまわりましたが、毎年買ってくださる方、森先生の教え子ですと言われる方など、同窓生の優しさ、ありがたさを実感しました。

 

 こちらにも早々に報告が出ていますのでご覧ください。

 手芸の会「園遊会のバザー」


 お天気にもめぐまれ、楽しい一日でした。

来年はいつものスタイルで参加したいと思います。


| 交流奉仕部 | 09:02 | comments(1) | - |
12/02/25 「ベトナム伝統音楽とお話の会」

 シンチャこんにちは

司会者のこの言葉から今日の集いは始まりました。        

「ベトナム伝統音楽とお話の会」

これは埼玉支部のMTさんと講演者が同窓、学生時代はバスケ部の仲間という縁から企画されたものです。 


講師紹介:MTさん

今回の企画をしたMTさん

                  


                  






講師:竹内みどりさん

講演者:竹内みどりさん












「ベトナム」という言葉で我々団塊の世代が頭に浮かぶのは、ベトナム戦争、べ平連でしょうか。さらにどうしても学内封鎖があった大学紛争を思い出さずにはいられません。        
講演者の竹内みどりさん(70年・文英)もその一人、当時の体験が、彼女のその後の生き方へとつながり、さらに95年にレ・リさん(『天と地の』の著者& 希望の村」創始者)と出逢い、思いが大きく広がりました。
2006年、それまでの公立中学校教師を辞め、ボランティア駐在員として1年間、ダナン市にある児童養護施設「希望の村」の支援に携わり、2009年には「
さくらフレンズカフェ」という日本とベトナムの文化、交流の場を開設し、今も日本とベトナムを往ったり来たり、大活躍なさっています。
 さて、第1部で、いきなり魅せられてしまいました。
民族楽器「ダンバウ」と「トルン」の二重奏、そして朗読とのコラボ、初めて耳にする演奏会です。
竹内さん演奏の1弦楽器ダンバウは、絹糸を張り、バウというひょうたんに似た竹を共鳴板にして弾きます。2音(ド、ソ)しかない音を糸で調整しながら、音程を作っていく、哀愁に満ちた不思議な音色でした。
一方、トルンは何本もの竹を葦で組んで作られたもの、西洋音階の2オクターブ半の音域を持っている大きな打楽器です。
それが留学生のランさんの巧みな演奏で、時には軽快な足音のリズム、時には寂しい音色を奏で、またある瞬間は空を突くような激しい響きを作りだしていました。
ベトナムの衣装を身につけたランちゃんがベトナムの楽器を奏でる、その光景はまさに絵になっていました。
トルン独奏では、ベトナムの曲から『竹を削る女』、『バルザン地方の人々の望み』の2曲を、3曲目は『すきやき』で有名な『上を向いて歩こう』を、これはランさんがご自分で楽譜に落とし、アレンジしたものを演奏、しばし、うっとりして聞き入ってしまいました
そして朗読は、朗読協会メンバーの北村敏子さん(ふぇみんベトナムプロジェクト代表)、抑揚をつけ、聴き取りやすい張りのあるお声で読まれました。作品は竹内さんご自身
がこの二つの楽器を題材に創作された美しい男女の物語です。音楽と朗読のマッチング、会場は感動の渦に包まれました。
ダンバウ演奏と朗読                                                                         ダンバウ    3人の演奏


       
                                                         

ランさんとトルン

                                                                                                                   素敵な音の余韻の中、第2部は、竹内さん、北村さんに、同じ活動をしている渡辺美里さん(73年文社)も加わって、「希望の村」での16年間の活動が報告されました。
生活が困難な子どもたちが一つ屋根の下で家族として住んでいる村で、里親とともに支援を続けてきていますが、そのご苦労は大変なもの。
一党独裁の社会主義国の不自由さ、ビザの問題、2代、3代に渡って悩まされている枯葉剤の後遺症などベトナム戦争の傷跡があり、そんな中で子供たちの夢の実現、自立に向けて日々、奮闘しています。
ベトナム人は日本人同様、とても誠実、勤勉な国民と聞いています。竹内さんたちもその温かい人柄、親切心にずいぶん助けられ、「さくらフレンズカフェ」では、日本料理や日本文化の紹介に力を入れ、運営にはベトナム人が関わっているそうです。
今回トルンを演奏したホー・ティ・ランさんも「希望の村」で育った一人、両親を早く亡くした彼女は日本語を学び、現在、上智大学の福祉学科に留学中、日本学生の間に入って日本語だけの授業について行くのが大変らしいですが、皆さんのサポートを受けながら、自力で頑張っています。まっすぐでかわいらしい!ベトナムの将来を担っていく若者です。
海外で支援活動に携わった人が、成田に降り立つと、現地の子たちの目の輝きが懐かしくなり、また戻りたくなると、よく言われます。
今回もスクリーンの中の子たちはみな、瞳が“キラリ
でも、講演をお聞きし、彼らだけではなく、竹内さんたちの瞳も“キラリ”輝いていました。
事業の困難、生活の不自由さにもかからわず、その様子を楽しそうに語られた講演者に、前向きでエネルギッシュなものを感じました。
春はそこまで来ていてちょっと足踏み状態、その中での今年最初の集い、会場いっぱいの40名を超える同窓生が集まって、有意義な会になりました。

なお、今回のため、Aさんが心を込めて素敵な募金箱を作ってくださいました。多くの方々から、入れていただいた寄付金をランさんにお渡ししたところ、“次に来日する友人とともに、使わせてもらいます!”という優しい感謝の言葉がありましたことを、ご報告させていただきます。
     
 
                     
    左から北村さん、渡辺さん、ランちゃん                ベトナム刺繍左から北山さん、渡辺さん、ランちゃん
                                         
    

最後に、会場のみなさんがびっくりしたことを一つ
竹内さんが講演のはじめに、40年数年前、大学構内で撮られた一枚の写真をスクリーンに出されました。“竹内さんの隣にいる細くてかわいらしい少女はだあれ?” “MTさんよ!” 一同“え〜〜っ(_;)
                                   

                              記録者:ぽこ(72年・文英)



| 交流奉仕部 | 16:38 | comments(4) | - |
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