夏らしいお茶をしましょうという事で、7月8日(水)北浦和恭慶館に21名という大勢の方々が参加されました。
最初にKさんがたてて下さったお香をきき、梅雨空を吹き払うような雅な気分になりました。
次にM先生が江戸千家流に伝わる冷茶を点てて下さいました。大きな平水指(擂り鉢位の大きさ)に冷水と10センチ位の氷塊を浮かべ、その水でお薄を点てて下さいました。抹茶が冷めたい水によくとけて、山の清水でお茶を点てたかと思われるほど清冽な味がして、真夏の暑さを忘れるほどの驚きでした。
後半は三重口の竹花入れに全員が茶花を活けて楽しみました。半夏生・河原撫子・蛍袋・紫陽花・すすき・縞芦・檜扇・かんぞ等彩りよく、バランスを考えながら活けてくださると、庭や野に咲いていた時とも違った花々の個性が出てきて、活けるのも見るのも楽しいものになりました。
特別参加されたホームステイ中のドイツのお嬢さん〔16才〕もお茶の輪の中に溶け込んで楽しそうでした。
次回は9月30日(水)。楽しいお茶をしたいと存じます。どうか皆様気軽にご参加くださいませ。
Y.S(56文哲)