SSイベント報告

東京女子大学同窓会 埼玉支部 の活動のあれこれをお伝えします。
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県立「歴史と民俗の博物館」見学

17名の美女勢ぞろい.jpg
6月11日(金)梅雨入り前のまだいくらか爽やかさの残る陽射しの中、総勢16名で、埼玉県立「歴史と民俗の博物館」を見学しました。東武野田線の大宮公園駅のすぐそばで、公園の緑の一角にあるどっしりと広々とした建物でした。歴史展示室の「室町〜戦国時代」からスタートして、「江戸時代までをボランティアガイドのKさんの案内でじっくり楽しみました。
ボランティアガイドの川上さん.jpg
職業軍団が形成された戦国時代の鎧や兜の展示のなかで、ふだんは田畑を耕している農民が戦場に駆り出された時に着用した具足(胴回りだけの安直な鎧)に、貸し出し番号がついているのに驚きました。ひとりで見学していては気がつかない指摘です。戦国時代のふつうの人の気配が感じられました。

江戸城を築いた太田道灌による川越城と岩槻城。長く続いた江戸の政治や暮らしを支えたのが川越、岩槻を中心とする埼玉の地域だったことを再確認。そして江戸時代中頃に井沢弥惣兵衛によって開かれた見沼代用水は、利根川から取水して、見沼全域を東と西の2本の用水路に分けて流す大工事でした。智恵と人力だけによる偉業のスケールの大きさを改めて認識しました。この用水を舟による物資の運搬にも使えるようにと作られた「見沼通船堀」のしくみは、有名なパナマ運河と同じ・・・でもパナマ運河よりも古く、世界初の閘門式の運河だったのです!精巧に縮小された船や通船堀のしくみがわかりやすく展示され、見沼代用水をコンパクトに見渡せました。

平和な庶民の暮らしぶりを伝える展示(お伊勢参りに使われたガイドブックや旅の小物ー携帯枕など)や、中山道沿いの民家が細かく書き込まれた色も鮮やかな巻物絵図などに、その時代を生き生きと感じることができました。天候不順による飢饉や大洪水なども起こり、苦しむ人々によって起こされた一揆等についても触れられていました。川越に残る、隠れキリシタンによって守られた仕掛けのある仏像などにも、その時代のクリスチャンの緊迫した状況を想像することができました。

この報告ではまとめきれないほどのKさんの詳しい解説のおかげで、戦国から江戸末期までの埼玉を身近に感じることができました。最後に先輩のKKさんの素敵なご指摘で、時間を一気に縄文時代に遡り、この歴史博物館近くの芝川の河川敷の泥炭層から発掘された、3500年前のものとは思えないほどの鮮やかさの残る、赤や黒の色漆で彩色された飾り弓に感嘆して、締めくくりとなりました。
DSC00662.jpg
見学が終わると丁度お昼時。のどかな公園まわりの住宅街を少し散歩して、用意してくださっていた梅月庵の一室で、みんなでワイワイ楽しく食事をし見学の余韻を楽しみました。ついでに漫画博物館や盆栽村に立ち寄って帰られ方達もいらっしゃいました。
                (K.A)

写真館にアルバムをアップしました。→ 
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| プチさいたま | 23:16 | comments(0) | - |
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