SSイベント報告

東京女子大学同窓会 埼玉支部 の活動のあれこれをお伝えします。
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伝統工芸:一閑張りのざる作り
11月4日(金)一閑張りのざる作りに挑戦し、一般的には忘れ去られようと
している伝統の技を習いました。
ことの始まりは、去る5月、埼玉支部総会で講師の中川さん(70年文日)
にお会いしたことです。
その際、お話の中に柿渋塗料のことが出てきました。
とても興味が湧き、所沢での講習会をお願いし、快諾を得ました。

 当日の参加者は8名でした。準備万端の先生の熱心な指導のもと、
その日の作業は、午前中に無事終了しました。
あっという間の時間経過でした。

  一閑張りのざるは、竹ざるに和紙を張り合わせる作業からです。続いて、
基調となる色付けした和紙、さらにその上に、絵や文字を墨で描いた和紙、
先生ご準備の絵、古代甲骨文字などを選び、飾り付けしました。

 和紙を張る、その可塑性は自由自在です。はさみは使用せず、
和紙に水を含ませた筆を走らせると、そこが手で切れて、
好きな形で抜き取れます。作業中、手についた糊は、簡単に洗い流せました。
何とやさしいと、変なところで感動している自分がいました。
実は、強力接着材の除去に、過去、苦労した経験者なのです。

余談ながら、くっついたはさみの刃は、その後、自然に離れました。
捨てなくて良かったです。

 3日間、自宅で乾燥させた後、柿渋塗料を塗って、完成です。
出来上がった作品には、紙とは思えないほどの、しっかりした質感があります。
防水、防湿、防虫などの効用があるそうです。
かつて蛇の目傘などに使われていた塗料には、強い匂いがありましたが、
現在のものは改良されています。
自然にあるものを使うこの伝統の技、昔は、障子張替えの際に出る古障子紙
をも、再利用したそうです。色々な容器が作られたのでしょうね。

当時の人々の暮らしに、思いを馳せつつ、現在を生きる私たちには、
全く新しい発見と驚きに満ちた講習会でした。
古くからの、でも、私たちには新しい、やさしい手の技を、伝えてくださった
中川さん、ありがとうございました。

作業を終え、所沢名物の麺のお店「麻屋」の、庭に面したお座敷で、
お昼をご一緒出来たのも、嬉しいことでした。
また介護のため九州に行って、
前日遅く帰宅したYさんがランチに参加してくださったことも・・・

最後になりましたが、支部長のSさん、プチさいたまのOさん、川越ミニ支部のSさん、
お忙しい中、参加いただきありがとうございました。
                           
                          H.F

 龍:篆書

 龍:甲骨文字

 龍:篆書

 龍:甲骨文字

 龍:篆書





 爽:篆書



 龍:篆書
              柿渋を塗る前
 知:篆書

            柿渋を塗る前
 龍:篆書









| 所沢ミニ支部 | 18:03 | comments(0) | - |
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